10年車検は平成7年に廃止!それでも残る罰則

初年度登録と車検の関係

営業車やトラックなどは過去の10年車検とは関係なく今でも1年毎に車検を受ける必要があります。ですが普通乗用車の場合、1年ごとに車検を受ける必要があった「初年度登録から10年を経過した場合に1年毎に車検を受ける必要があった、所謂10年車検」は平成7年に廃止されました。

そのため今は10年越えた場合でも車検は2年毎になっています。

例えば、新車で普通乗用車を購入した場合、最初は3年目、翌年以降は2年毎になるため、購入後は3年目、5年目、7、9、11、13と続きます。

問題なのは中古車を購入した場合です。この場合、初年度登録から何年目に当たるのか、また車検が途中切れていないかどうかによって、車検日が違います。

そのため、中古車の場合、購入した、その年に車検がある場合もありますし、また1年後にある場合もあります。良く中古車を購入しようとした時に、「車検あり」「車検なし」の表記があるのは、そのためです。

もちろん、「車検なし」の方が表示価格は他と比べても安いのですが、購入時には別途、車検費用がかかります。では「車検あり」と「車検なし」の中古車ではどちらが得なのか?といえば、結局はあまり変わらないということになります。

但し、「車検あり」、つまり車検の残存期間がある場合でも、中古車販売店では、整備費用という名目で費用が発生します。大体、この整備費用は4、5万円になっていることが多いのですが、結局、車検費用のようなものが追加されるので、「車検なし」の方が安くなるケースもあります。

では、この「車検なし」のデメリットはないのか?と云えば、一番大きな問題は公道を走れないので、スグに試乗できないことです。購入を前提に交渉すれば、後日、仮ナンバーを発行して試乗させてもらえう中古車ディーラーもあるかもしれませんが、なかなか難しいでしょう。

似たような年式とグレードの同じクルマに試乗しても、中古車は過去の整備や乗り方によって千差万別なので、参考にはならないので要注意です。

また、車検日が心配の場合、車検証に必ず次回受ける車検日の記載がありますのでご確認してください。

尚、初年度登録から10年経過した中古車にデメリットはないのか?と云えば、クルマの状態以外に、税金が挙げられます。「車検が2年毎なのに、どうして税金なの?」と疑問に思うかもしれませんが、「10年以上も廃車にしないユーザーには、各種税金のの罰則を科す」ことになっているのです。

厳密に言えば、初年度から13年以降もクルマを乗っている場合になります。


自動車税と自動車重量税率増税

自動車税率増税(毎年)

ガソリン車は、4月1日に、13年を経過したクルマの自動車税は10%の上乗せ
ディーゼル車であれば、4月1日に10年を経過したクルマ10%の上乗せ

 

自動車重量税率増税(2年毎の車検時)

ガソリン車は、4月1日に、(※1)13年を経過したクルマの自動車重量税は10%の上乗せ
さらに(※2)18年を経過したクルマの自動車重量税は10%の上乗せがあり、通常時に比べて20%の増税。大体、2リットルを超える乗用車の場合、2万円の以上のアップになります。

※1「13年経過」とは、エコカー減税の対象車種外で、車検証の「初度登録年月」に記載された年月から、12年11ヶ月以上を経過した自動車。

※2「18年経過」とは、エコカー減税の対象車種外で、車検証の「初度登録年月」に記載された年月から、17年11ヶ月以上を経過した自動車。

 

そのため毎年4月1日の所有者に支払い義務が生じる自動車税が10%増額になります。通常は数千円ですが、10年車検を廃止しながら、税金をアップさせるのは、どうしてもクルマメーカーと運輸省は新車を買って欲しいということです。

エコを全国的に推進しながら、クルマを長く乗っている所有者に税金の増額を行うのは、二酸化炭素などの排気による問題も考慮しても、疑問が残ります。

クルマ1台を作るために、どれだけの二酸化炭素を排出しているのか?
その指標を示さずに、クルマの長期所有者に税金を果たすのが正しいのか?

日本で廃車された10万キロ以上走行したクルマが20万キロ以上たっても走っています・・・。
謎は深まるばかりです。

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